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究極のウェアラブルツール「スマートタトゥー」誕生
2016.08.29

海外IT動向ウォッチング 2016年4月~9月第20回

究極のウェアラブルツール「スマートタトゥー」誕生

著者 Infostand

 タッチ式液晶パネルなどのデバイスで、パソコンやスマートフォンの操作は大きく変わりました。その後も音声やジェスチャーなど、新しい方式の模索が続いています。

 では、自分の体にタッチすることで操作できるというのはどうでしょう?米マサチューセッツ工科大学などが、体に張り付けたタトゥー(入れ墨)のようなツールをキーボード代わりに使う技術を披露しました。究極のウェアラブル入力デバイスです。

 

肌にタッチしてスマホ操作、色が変わって模様が浮き出る

 「DuoSkin」(デュオスキン)と名付けられた超小型デバイスは、肌の「タトゥー」にタッチして、スマートフォンの音楽を聞いたり、電話で友人の呼び出しをしたり、といったことを可能にします。マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボと、マイクロソフトの研究機関マイクロソフトリサーチの共同プロジェクトの成果です。MITメディアラボのウェブサイトは、こう説明しています。

 カスタマイズ可能な機能デバイスを作り出す製造プロセスで、肌に直接装着できる。

 タトゥーといっても、本当の入れ墨ではなく、ごく薄い金属シールを肌に張り付けたものです。電子基板に載っている回路を肌に張り付けたと考えればいいでしょう。その回路にタッチパッドのようにタッチすることで、デバイスの操作ができるほか、色を変化させて模様を浮かび上がらせることもできます。外部デバイスとの通信は、ソニーなどが開発した非接触通信技術NFCで行います。

 MITメディアラボが公開しているコンセプト動画では、手や腕に張り付けたタトゥーを指でなでるとPCのディスプレイが反応する様子や、肌の温度の変化を感知してタトゥーに模様が浮かび上がる(怒りを表現する)ところ、また、タトゥーの上で指を滑らせてスマートフォンの画面を切り替える様子などが見られます。

 

素材は体に優しい金箔

 DuoSkinの回路を構成する素材は金箔です。製造は簡単で、わずか3ステップで済みます。まずグラフィックデザイン・ソフトウェアで、電子回路を設計します。次に、ステンシル(型紙)に金箔の回路を形成して、電子部品を乗せます。最後に、シール状に出来上がった金箔の電子回路を転写するように肌に張り付けます。

 英テレグラフは、次のように紹介しています。… 続きを読む… 続きを読む

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