今最もホットなテクノロジーとしてAI(人工知能)が挙げられます。マーケティング分析やパーソナルアシスタントなど他分野にわたりますが、多くは強力なサーバーに接続して大掛かりな計算処理をする必要があります。ところが、米マサチューセッツ工科大学(MIT)は、モバイルでAIを実現するプロセッサーを開発したと発表しました。これにより、非常に高度なIoTを構築できるようになると期待されています。

 

168コアの省電力プロセッサー「Eyeriss」

 MITは2月初め米サンフランシスコで開催された半導体に関する国際会議「国際固体素子回路会議」(ISSCC)で、「Eyeriss」というプロセッサーの研究を発表しました。Eyerissは168個のコアを持ち、コンピューター上に人間の脳神経系を模倣した回路を実装する「ニューラルネットワーク」向けである点が大きな特徴です。

 現在スマートフォンなどで使うAIの機能は、入力されたデータをクラウドにアップロードして、サーバーで処理した結果を端末で受け取ることで実現しています。iPhoneの「Siri」もネット接続がない状態では使えません。これに対し、MITが開発したEyerissは、単独でもAIの処理をできるといいます。

 MITは次のように説明しています。… 続きを読む

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