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Google特許の「喋るテディベア」はまるでホラー映画
2015.06.08

海外IT動向ウォッチング 2015年4月~9月第9回

Google特許の「喋るテディベア」はまるでホラー映画

著者 Infostand

 もし、テディベアやウサギのぬいぐるみといったおもちゃがしゃべったり、動いたりして、子供たちの話し相手をしてくれたなら――。ほほえましい光景でしょうか、それとも不気味に感じるでしょうか。そんなおもちゃの特許を、Googleが出願していることが明らかになりました。英BBCが「Google patents ‘creepy’ internet toys to run the home(Googleが”薄気味悪い”ネット対応ぬいぐるみの特許を申請)」と報じています。

 

語りかけるとうなずくテディベア

 特許は「『社会的手掛かり』をサポートするインタラクティブ家電のためのエージェント・インターフェイス」というタイトルでGoogleが2012年2月に申請。つい先日申請書類が公開されたようです。BBCは記しています。

 出願書のスケッチからは、このマシンはウサギやテディベアのような形が考えられるようだ。文書からは、竜やエイリアンのような形も可能のようだ。

 この技術に基づくデバイスは「人形やおもちゃの形状が考えられる」「擬人化されたデバイス」です。カメラ、スピーカー、マイク、モーターを備え、インターネットに接続する無線機能を搭載します。そしてジェスチャーや言葉による「社会的手がかり」(コミュニケーションの手掛かりとなる身体の動きや発声など)を認識すると、発信源の方を見ます。

 さらに音声コマンドを受け取ると、メディアデバイスへのコマンドに変換すると記述されています。頭をかいたり、眉をひそめたり、頭をかしげるなどの動作もするようです。

 特許を出願したのは、Google社内で最先端技術の開発を担当している部門Google Xの開発者です。

 

「気味が悪い」

 特許の出願書には愛らしいクマやウサギの図が描かれています。このようにデバイスを「キュート」にすることで、子供にアピールするのだとBBCは指摘します。Googleの出願書には、次のように記されています。

 幼児は、こうした形を魅力的に感じるだろう。それだけでなく、あらゆる年齢層がこのような擬人化されたデバイスとのやりとりを、これまでのユーザーインターフェイスよりも自然に感じるだろう。

 BBCはGoogleの狙いを、スティーブン・スピルバーグ監督の映画「A.I.」に出てくるテディベア「スーパートイ」を現実にすることだと指摘し、同時に反対意見も紹介しています。

 たとえば、この特許を報告した技術分野の法務コンサルタントのSmartUpは、「Googleの特許の中でも最も薄気味悪い」「ホラー映画」の類であると述べています。また、英国のプライバシー保護団体Big Brother Watchは次のように批判しています。… 続きを読む… 続きを読む

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