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センサーとネットワークで武装、“スマート消防”
2015.07.13

海外IT動向ウォッチング 2015年4月~9月第14回

センサーとネットワークで武装、“スマート消防”

著者 Infostand

 あらゆるモノに付けたセンサーをネットワークでつなぐ「モノのインターネット」(IoT)は、産業・生活のあらゆる分野に影響を与えると考えられていますが、プロフェッショナルの仕事も例外ではありません。アメリカ国立標準技術研究所(NIST)などが、消防士の消防服にセンサーを取り付けることで、火災への対応と消防士の安全の両方にメリットがあるとの調査を発表しました。

 

センサーネットワークが実世界を変える「CPS」

 センサーネットワークシステムと実世界が緊密に結合されて社会の課題を解決し、効率的にするサービスやシステムを「CPS」(サイバーフィジカルシステム/Cyber Physical Systems)といいます。IoTとほぼ同様の概念です。このCPSを活用した“スマート消防”(Smart Fire Fighting)の可能性と課題を探ることが調査の目的です。

 CPSが消防に応用されると、消防服につけたセンサーが周囲の温度や化学物質などの情報を収集し、▼設定していた値を超えると消防士に警告する▼センサーがネットワークに接続し、消防士の負傷を感知すると知らせる――といったことが考えられると報告しています。

 CPSはさまざまな分野に応用できるが、中でもスマート消防は利用のメリットが大きい分野といえる。110万人の米国の消防士の安全を改善し、活動効率も改善できるからだ。その結果、米国の火災関連の問題の改善につながるだろう。

 

将来はドローンも消火活動に参加

 調査では、さまざまなデータ(ビッグデータ)を併せて活用することも取り上げています。

 建築物に関連したデータは、ビル管理の検査レポートなどが蓄積されており、ビル管理の自動化とデジタル化も進んでいます。さらには、交通情報をはじめ、全体としての消防活動に関連するさまざまなデータがあります。レポートでは、次のような例を挙げています。… 続きを読む… 続きを読む

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