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無人の家でロボットだけが6年間生活
2014.12.08

海外IT動向ウォッチング 2014年10月~2015年3月第9回

無人の家でロボットだけが6年間生活

著者 Infostand

 無人で、ロボットだけが6年間も生活した家が米テネシー州にありました。誰もいない家の中でロボットだけが働いているとなると、なにやらSF怪談めいた感じもありますが、立派な科学実験です。The Vergeが「Robots spent six years acting like humans in three Tennessee homes(テネシーの3軒の住宅で、ロボットが人間のように6年間も生活)」として紹介しています。

 

3軒の家のエネルギー利用を比較

 実験は、米テネシー州の「テネシー川流域開発公社(TVA)」がオークリッジ国立研究所と共同で行ったもので、目的は住宅のエネルギー効率を確かめることです。

 典型的な新築住宅(CC1)、既存の家に断熱や空調などのエネルギー効率対策を加えた住宅(CC2)、最初からエネルギー効率を考慮して構築された住宅(CC3)の3種類の住宅を用意し、平均的な家族が住んだ場合、どのぐらいエネルギー消費量が異なるのかを調べました。

 たとえば、CC1には50インチのプラズマTVが設置され、CC2には55インチのLCD TV、CC3には55インチのLED/CLD TVが設置されました。それぞれの消費電力は、1.04kWh、0.77kWh、0.46kWhとのことです。また6年の間、CC2とCC3には最先端の空調機や熱回収システムなどが加わったといいます。

 実際に人が住んだ場合は人数や生活スタイルが異なるので、厳密なデータを得られません。そこでロボットを住ませ、郊外の典型的な家族が生活するように、朝になると3軒ともにトイレの電気がつき、シャワーの温水が流れるなど、電気機器を入れたり切ったり、冷蔵庫を開けたり閉めたりさせました。残念ながら、ロボットは人型ではなくバケツのような格好をしています。

 実験を担当したオークリッジ国立研究所のパトリック・ヒューズ氏は次のように述べています。… 続きを読む… 続きを読む

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