機械学習の技術のひとつである「ディープ・ラーニング」(深層学習)がじわじわと注目を集めています。データに潜む構造をコンピューターが自動的に学習するという技術で、ビッグデータ活用のカギになるとみられています。コンセプトは以前からありますが、今年に入って、Google、Twitterなどがこの分野の企業を買収しており、製品やサービスに活用する動きを見せています。今後、メジャーとなるのでしょうか。

 

GoogleやTwitterが注目する「ディープ・ラーニング」

 2014年1月、GoogleはDEEPMIND Technologiesという企業を買収しました。DEEPMINDはチェスやゲーム分野で知られるデミス・ハサビス氏が立ち上げた企業で、「機械学習とシステム神経科学を利用して、パワフルな汎用目的の学習アルゴリズムを構築する」とうたっています。Facebookも関心を持っていたといわれ、Googleはかなりの高値で買収したもようです。

 Twitterも7月末、ディープ・ラーニング分野のベンチャー企業Madbitsを買収しています。Madbitsは画像分野のインテリジェンス技術を開発しており、「生のメディアを自動的に理解し、組織化して、関連する情報を抽出する」と説明しています。Madbitsを創業したクレメント・ファルベ氏とルイ・アレクサンダー・エテザード・ヘイダリ氏は、FacebookのAIラボのトップを務めるヤン・ルカン教授の教え子です。

 また、写真共有サービスのPinterestが1月に獲得したVisual Graphも、マシンビジョン、画像認識、ビジュアル検索技術などを開発するベンチャー企業で、ディープ・ラーニング分野の買収とみてよいでしょう。

 

画像、音楽などさまざまな分野で利用

 ディープ・ラーニングとは何でしょう。TwitterのMadbits買収を報じたGigaomは次のように解説しています… 続きを読む

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