事業形態がBtoB(企業間取引)であれBtoC(消費者向け取引)であれ、今やインターネットを利用したマーケティングは無視できないものとなっています。しかし、自社のWebサイトへの訪問者数を増やせばいいというものではありません。自社のサイトに来てもらいさえすれば、そこで掲示されている商品またはWebデザインが、まるで魔法のように訪問者をお客さんに変えてくれるだろうと考えがちですが、現実はそう甘くはありません。
販売という結果が出るよう、Webサイトを最適化するにはどうしたらいいのでしょうか。その5つのダメなポイントを紹介します。
ダメなポイント1:無駄にイメージスライダーを使っている
Webサイト最適化の専門家の多くは、イメージスライダー(サイトの画像をスライドして切り替えるデザイン)の使用は、実際のところコンバージョン獲得のチャンスに悪い影響をもたらすと懸念しています。イメージスライダーは見栄えもよく、多くの商品やコンテンツを狭いスペースで展示するにはもってこいです。しかし、複数回に及ぶある調査結果によると、サイトの訪問者はこれをクリックするよりも無視する可能性が高いことが示されているのです。
これが単にバナーを無視しているあらわれなのか、あるいは選択する情報の量があまりにも多すぎるということなのかは定かではありませんが、結果としてイメージスライダーが効果的ではないということはわかっています。既に使用を中止している企業も多くなっています。
ダメなポイント2:訪問者の意図をきちんと検討していない
Webページのデザインが素晴らしく美しいサイトや、巧みに構成されたコンテンツを用意しているサイトを持つ企業もあるでしょう。ですが、それでも訪問者が客へとならないこともあります。それは何故なのでしょうか?… 続きを読む