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英語を使わせたら世界一~オランダの言語事情
2015.12.27

英語は通じる?日本語は?第6回

英語を使わせたら世界一~オランダの言語事情

著者 稲葉 霞織

 筆者が初めてオランダを訪れたときのこと。アムステルダムのスキポール空港までの長いフライトの中、隣り合わせになったオランダ人と意気投合し、延々とおしゃべりに興じた経験がある。

 もちろん当時の私はオランダ語など喋れるわけがないので、共通の言語は英語だった。お互いの国自慢に始まり、好奇心を煽る質問が矢継ぎ早に飛び交う中、最も相手が満足げな表情を見せたのは、「なぜオランダ人はあなたのように英語がうまいのですか?」という質問を、私がしたときである。

 すると彼は得意満面でこう返答したのだ。「英語が理解できて話せれば、世界のどこへ行ってもまず誰とでも仲良くなれますからね。それを国民のみんながよく知っているからですよ」

 

外国人には英語で対応

 オランダに到着し、いざ生活を始めてみると彼の言葉の真の意味が、肌で感じられる出来事にたくさん出くわすことになった。外見からしてこちらを外国人と察すれば、まず誰もがオランダ語ではなく英語で話しかけてくれるのである。それだけではない。こちら側が一生懸命話しかければ、理解しようと努力してくれるのだ。

 これはアムステルダムやロッテルダムのような大都市に限らず、農村でも漁村でも同じである。たとえばオランダ人たちが車座になりオランダ語で話し合っているところへ飛び入りすると、彼らは即座に英語へと使用言語を切り替えてくれるのだ。外国人にとっては非常にありがたいこの心遣いに感激して私が御礼を述べると、彼らは異口同音でこう答える。「どういたしまして。外国から来た人にも話に加わってもらうためには、英語を使うのは当たり前! これは一種のマナーでもあるんだ」と。

 

英会話をスムーズにするためのヒント

 それではここで、オランダ人とよりスムーズに英会話を行なうためのヒントを2つ紹介しよう。ひとつ目は、… 続きを読む… 続きを読む

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稲葉 霞織

稲葉 霞織

現地在住ライター

1996年よりアムステルダム在住。政治経済からエンタメまで、オランダに於ける最新情報を各メディアに発信中。海外書き人クラブ所属。

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