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仕事熱心で真面目、でもノリ悪い?鹿児島県の謎
2016.03.13

ビジネスに役立つ全国お国柄辞典第24回

仕事熱心で真面目、でもノリ悪い?鹿児島県の謎

著者 谷垣 吉彦

 狭いようで意外に広い日本。土地に根付いた県民性には興味深い違いがたくさん見つかります。お付き合いする中でNGとなることや、知っていると喜ばれることなども多々ありますから、各地域に対する理解がビジネスの成否を決めることも!

 本連載では「ビジネスに役立つ全国お国柄辞典」と題し、各都道府県における「知られざるルール」を紹介します。第24回は「鹿児島県」を取り上げます!

 

焼酎以外は酒にあらず! 食は甘党

 九州最南端にある鹿児島県の県庁所在地は鹿児島市。人口は約167万人(2015年2月1日時点)です。農業が盛んな県であり、都道府県別の農業産出額では全国4位となっています。

 無骨で男らしいことが鹿児島県人にとって一番の価値。お酒の飲み方を見ても、地元産の焼酎一本槍が薩摩隼人の酒盛りです。もちろん焼酎の消費量は全国1位。国税庁が発行している「酒のしおり」によると、2012年度に鹿児島県人が飲んだ焼酎は1人あたり26.7Lとなっています。全国平均は8.7Lですからおよそ3倍です。

 逆にそれ以外のアルコールを飲む量は非常に少なく、清酒、ウイスキー、ブランデーは全国最下位。ビールも奈良県に次いで2番目に少ない量しか飲みません。お酒の好みもここまで極端だと、あっぱれというほかありません。当然、同県人との飲み会では焼酎が基本です。

 一方、食べ物の味付けは全体的に甘めです。お雑煮やおこわ、お吸い物にも砂糖を入れる習慣があり、刺身も甘めのしょう油で食します。さらに最近は全国区になりつつある氷菓「白熊」も、本場のものは超巨大。これは、かき氷に加糖練乳をかけ、小豆あんと缶詰のフルーツ類をのせたものですが、鹿児島で食べると洗面器ほどもある容器に入って出てくることが多いので、暑いさなかに思う存分、冷気と甘味を楽しめます。

 もうひとつ鹿児島で忘れてはいけない郷土の味が「さつまあげ」。ただし、現地では… 続きを読む… 続きを読む

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谷垣 吉彦

谷垣 吉彦

フリーランスライター

アダルト層向け商品の販促プランニングや、経営・医療系書籍の企画・立案・執筆など、幅広い分野でライターとして活動する。大阪ミレニアムミステリー賞を受賞するなど、エンターテイメント分野での実績も評価されている。

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