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B級グルメの発祥?キリスト最後の地?「青森県」の謎
2015.04.11

ビジネスに役立つ全国お国柄辞典第2回

B級グルメの発祥?キリスト最後の地?「青森県」の謎

著者 谷垣 吉彦

 狭いようで意外に広い日本。土地に根付いた県民性には興味深い違いがたくさん見つかります。お付き合いする中でNGとなることや、知っていると喜ばれることなども多々あります。

 本連載では「ビジネスに役立つ全国お国柄辞典」と題し、各都道府県における「知られざるルール」を紹介します。第2回目は「青森県」を取り上げます。

 

B級グルメのはじまりは青森の汁物文化だった

 本州の北端に位置する青森県の人口は約132万人。県庁所在地は青森市です。農産物ではリンゴが有名で全国収穫量の56%を占めるほど。同じくニンニクも全国収穫量の68%を占めています。

 積雪量日本一を競う青森県では、冬には外を歩けば猛烈な寒さが身にしみます。そこで生まれたのが、温かい汁物をたっぷり食べる「汁物文化」。鱈(タラ)のアラと野菜を煮込んだ「じゃっぱ汁」や野菜や山菜を味噌味の汁で煮込んだ「けの汁」などなど、地域ごとに、さまざまな汁物がその味を競っています。

 中でも有名なのが、八戸の「せんべい汁」。実はあまり知られていないのですが、今では全国的に有名なイベントとなったB-1グランプリを始めたのは、このせんべい汁を愛してやまない「八戸せんべい汁研究所」なのです。自慢の郷土料理を全国に広めたい、との思いをB級グルメの全国的な祭典にまで発展させたのですから、その行動力、恐るべしです。

 ちなみにB-1グランプリが始まったのは2006年ですが、せんべい汁はなかなかグランプリを取れず、ようやく賞に輝いたのは2012年になってのことでした。経済効果は500億円以上にも上るといいますから、郷土愛の逆転勝利と言えるかも。

 

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谷垣 吉彦

谷垣 吉彦

フリーランスライター

アダルト層向け商品の販促プランニングや、経営・医療系書籍の企画・立案・執筆など、幅広い分野でライターとして活動する。大阪ミレニアムミステリー賞を受賞するなど、エンターテイメント分野での実績も評価されている。

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