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管理者となる社員にプレゼントすべき本がある
2015.03.17

最前線部隊の営業マンのマネジメント術第2回

管理者となる社員にプレゼントすべき本がある

著者 矢崎 武一郎

 経営者として、これから管理職となるような人材に望むこととは何でしょうか。技術力、人望、人脈…と、いくつも出てくることでしょう。その、いくつも出てくる『望み』のひとつには「最低でもマネジメントの基本については解っていて欲しい」という想いがあるのではないでしょうか。

 そのような想いをもつ経営者から管理職になるだろう若手に最適なプレゼントがあります。それは、ダイヤモンド社から発売されている、P・F・ドラッカーの『マネジメント(エッセンシャル版)-基本と原則』です。

 

そもそも「マネジメント」とは?

 「マネジメントと言えばまずはドラッカー」と言う人が多いように、有名な本です。しかし、今回紹介するこの『マネジメント(エッセンシャル版)-基本と原則』は、ドラッカーのマネジメント論がすべて書かれているわけではありません。

 ドラッカーのマネジメントについては『マネジメント-課題・責任・実践』という書籍の方がより詳しく書かれています。ですが、日本語版は上・中・下3巻構成と大変分量が多くなっており、どれほど勤勉な人でも、読破するのはかなり大変です。

 『マネジメント(エッセンシャル版)-基本と原則』は、簡単にいうのであれば、『マネジメント-課題・責任・実践』の中でも特に重要だとされる部分を選んだ、「抄訳」と言われるものです。

 一時期ブームとなった『もし高校野球の女子マネジャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(以下、もしドラ)からドラッカーのことを知ったという方も多いかもしれませんが、この『もしドラ』は『マネジメント(エッセンシャル版)-基本と原則』をベースにしていると言われています。

 抄訳版とはいえ、マネジメント用語について全くの初心者という人が『マネジメント(エッセンシャル版)-基本と原則』を読むと、専門的な言い回しが出てきて読み進めることが難しいと感じる部分があるかもしれません。

 しかし、世の中に出回っているマネジメントに関する本のほとんどは、ドラッカーに大きな影響を受けているものばかりです。まずはドラッカーの本を読むことが、マネジメントを理解するうえで一番の近道なのです。

 

まずは「ここだけ読んでみる」という方法も

 『マネジメント(エッセンシャル版)-基本と原則』には『マネジメントの使命』『マネジメントの方法』『マネジメントの戦略』という3つの大きなパートに分かれ、現代の企業やマネジャーがどのような役割・責任を持ってどのように行動するべきか書かれています。

 1回読んで全て理解できるというほど簡単なものではないので、読んだら気になった箇所をメモとして書きとめ、自身が判断に迷った時などの指針のひとつとして活用するという方法もあります。

 たとえば、以下のように言葉をチョイスしてみるのもひとつの手段です。… 続きを読む… 続きを読む

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矢崎 武一郎

矢崎 武一郎

フリーライター
 
幹部候補生への社員研修を提案する企業で研修プログラムを構築する業務を10年行う。その経験を活かし、現在では人材育成や経営分野に関する記事執筆を行っている。

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