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最高のパフォーマンスを実現するたった2つの要素
2015.01.12

経営者が知っておきたいビジネス理論入門第26回

最高のパフォーマンスを実現するたった2つの要素

著者 安部 徹也

 私達は普段持てる能力のほとんどを活かすことなく活動しています。もし、私達の持つ潜在能力を少しでも呼び起こし、発揮することができれば、成果はまったく違うものになるでしょう。今回はアメリカのウォートンスクールで実施された研究結果を基に、ビジネスで最高のパーフォーマンスを実現に導く2つの要素についてお伝えしていきます。

 

人が最高のパフォーマンスを発揮できる状況を明らかにした実験

 マネジメント層であれば組織として、個人であればもちろん個人として、最高のパフォーマンスを実現し、比類なき成果を上げたいと思うのは当然のことといえるでしょう。

 最初から“負け戦”をしようと考えるビジネスパーソンなどいないでしょうし、誰しも結果を残して、ライバルや“過去の実績”を常に上回りたいという意気込みを持って仕事に取り組んでいるはずです。

 そこで問題となるのは、「それでは、どのようにすれば組織や個人として最高のパフォーマンスを発揮して、“勝利”を収めることができるのか?」ということでしょう。

 ビジネスに携わる全ての者に課されているといっても過言ではないこの命題を解くヒントとして、今回はぺンシルバニア大学ウォートンスクールで行われた興味深い実験をご紹介しましょう。

 実験では被験者を4つのグループに分け、タイピングの速さを競わせます。まずは4つのグループに自由にタイピングを行ってもらい、休憩時間にそれぞれのグループに次のような言葉を伝えます。

1.「競争相手に大きく後れを取っているぞ」
2.「若干遅れを取っているぞ」
3.「五分五分の勝負だ」
4.「若干リードしているぞ」

 その後再びタイピングに取り組んでもらうと、4つのグループの成果に大きな違いが現れました。

 著しくパフォーマンスが上がったのは… 続きを読む… 続きを読む

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安部 徹也

安部 徹也

株式会社 MBA Solution 代表取締役

株式会社 MBA Solution 代表取締役。2001年MBAを取得後、経営コンサルティングの事業で起業。近著に『最強の「イノベーション理論」集中講義』 (日本実業出版社)や『ぐるっとマーケティング』(すばる舎リンケージ)などがある。

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