Bizコンパス

「リモートワークはしたいけど、クラウドの反応が遅い」を解決する方法
2019.09.04

セキュアなリモートアクセス環境を構築する手法第2回

「リモートワークはしたいけど、クラウドの反応が遅い」を解決する方法

著者 Bizコンパス編集部

「働き方改革」を推進していくためには、在宅勤務や生産性向上につながるリモートワーク環境の整備は、欠かせないものと言えるでしょう。

 しかし、クラウドを活用したリモートワーク環境を構築する際、既存のネットワークインフラのままでは、大きな問題が生じる恐れがあります。どうすれば解決できるのでしょうか。

 

総労働時間が減っても、仕事量は同じ。どうする?

 2019年4月から順次施行されている「働き方改革関連法案」において、重要なポイントとなっているのが「時間外労働の上限規制の導入」(中小企業は2020年4月から)と、「年次有給休暇の確実な取得」です。

 時間外労働については、従来上限は定められていませんでしたが、今回の法改正で月45時間、年360時間を原則とし、特別な事情がある場合でも年720時間、単月100時間未満などといった形で上限が定められました。さらに年次有給休暇については、10日以上の年次有給休暇が付与されるすべての労働者に対し、毎年5日間、時季を指定して有給休暇を与えることが義務づけられています。

 従業員としてのワークライフバランスの改善を考えたとき、このような法改正は追い風となるでしょう。しかし、会社全体の視点で見ると、総労働時間が減少することにもなりかねません。

 とはいえ、現在は人手不足が常態化していて、新たに人を確保するのは容易ではありません。これまでの働き方や業務環境を改めなければ、業務効率の向上を果たすことも難しいでしょう。

 こうした課題を解決する手段の1つが、リモートワークです。リモートワークによって在宅勤務を行えば、育児や介護などでオフィスへの出勤が難しい人でも、働けることになります。さらに、外出や出張時でもオフィスと同様に業務を遂行することも可能となります。

 リモートワークをするための環境は、クラウドであればかんたんに整備できます。たとえばマイクロソフトの「Office 365」のようなクラウド型のグループウェアであれば、インターネット回線さえあればどこでも利用できます。自宅や外出先からでもメールを送受信したり、文書ファイルや表計算ファイルの作成が可能です。

 

便利なリモートワークの“落とし穴”

 しかし、こうしたクラウドサービスを全社的に使用する場合、大きな課題となるのが、… 続きを読む… 続きを読む

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