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産業制御システムのセキュリティリスクを実証実験で明らかに–トレンドマイクロ
2020.10.20

IT&ビジネス最新ニュース第68回

産業制御システムのセキュリティリスクを実証実験で明らかに–トレンドマイクロ

 トレンドマイクロは10月13日、スマート化された産業制御システムに潜むサイバーセキュリティリスクの実証実験について結果を公表した。これは、電力、ガス、水道などの重要インフラのリモート制御・監視に活用される「産業用IoTゲートウェイ」に着目し、サイバー攻撃により発生する被害や攻撃の実現性とその対策方法を調査したもの。実証実験の結果、産業用IoTゲートウェイの機能停止などを引き起こす攻撃手法や機器の脆弱性などが発見されたという。

 グローバルIoTマーケティング室 セキュリティエバンジェリストの石原陽平氏は、まず結論として「ICS(Industrial Control System:産業制御システム)のスマート化を進めるに当たっては、産業用IoTゲートウェイのセキュリティ対策を取るべきだ」と指摘。その理由として、コロナ禍の影響などもあってリモートでの運用管理のニーズが高まったことで産業用IoTゲートウェイの重要性も高まっている一方、産業用IoTゲートウェイのセキュリティリスクがあまり認知されていないとした。

 同氏は、同社が産業用IoTゲートウェイに着目してセキュリティリスクの研究を実施した理由として、「2015年12月23日にウクライナ西部で発生した計画外停電」を挙げた。この件は電力インフラを狙ったサイバー攻撃事例としてよく知られているものだが、攻撃は大まかに4つのステップで実施されたことが分かっている。

 具体的には、(1)フィッシングメールによるITシステムへの侵入、(2)長期間にわたる… 続きを読む… 続きを読む

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