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ポストデジタル時代を生きる5つの技術トレンド–テクノロジー思考を持つCEOがカギ
2020.09.07

IT&ビジネス最新ニュース第52回

ポストデジタル時代を生きる5つの技術トレンド–テクノロジー思考を持つCEOがカギ

AIと私(AI and Me)

 山根氏は「人間とAI(人工知能)の協働を通じて、ビジネスの在り方を再創造する」ことになると話す。企業はAIを自動化のための手段ではなく、業務に付加価値をもたらすものとして活用することが不可欠になる。一方で、AIが日々進化する中、企業は信頼性と透明性を担保しながら、業務にAIを組み込んでいくために、業務の在り方を再考する必要がある。

 Technology Vision 2020の調査結果によると、79%の企業幹部は人間とマシンの協働が将来のイノベーションに必要不可欠であると確認している。一方で、相互作用を生み出す協働を前提としたAI在りきの仕組み作りを準備している企業は23%にとどまるという。

 例えば、BOSCHではAIの意思決定を人間の監視下に置き、説明可能性を担保する方針を明示している。その上で、2025年前に全製品にAIを搭載する予定している。AIを用いた意思決定は、常に人間の監視下で実施することを原則化し、その原則に従い、説明可能なAIを開発していく方針だ。

 アクセンチュアの日本法人では、AIとの協働を文化として定着させるため、まずはロボットが横にいることを当たり前にする取り組みを進めている。具体的には、テクノロジー活用による改革推進の核として全社員にRPAライセンスを配布する予定で、全社員を対象に自動化のスキル取得の機会を提供していく。

 長期的に求められる視点として、山根氏は「高まるAIへの信頼を追い風に、人間中心のデザインがAI浸透のカギになる」と提言した。

※この記事はZDNet Japanから配信されています。

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