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「機能ありき」ではチームが疲弊する–PdM・エンジニアが経営視点を身につけるべき理由
2020.06.19

IT&ビジネス最新ニュース第26回

「機能ありき」ではチームが疲弊する–PdM・エンジニアが経営視点を身につけるべき理由

エンジニアのキャリアパスと学び

 エンジニアのキャリアパスには、大きく3つの方向性がある。1つは、エンジニアとして専門性を伸ばしていく「深掘り型」。2つ目は、エンジニア組織のマネージャーとしての「エンジニアリングマネジメント型」。最後が、プロダクトを導く「プロダクトマネージャー型」だ。

 ここまで筆者の大学院での学びについて語ってきたが、全てのエンジニアが本格的な経営学を学ぶことが必要不可欠だとは思っていない。筆者自身、大学院での学びに費やした時間は長く、その間に技術のキャッチアップには十分な時間を取れなかった。エンジニアの皆さんには、キャリアの方向性を考え、「何に自分の時間を投資するのか」をじっくり考えていただきたい。

 一方で、経営の知識を学ぶことで、「組織をどう動かしていくか?」「プロダクトをどう導いていくか?」という点がよりクリアに見えてくる。今の時代に技術を抜きに経営を語ることはできない。技術という強みを持ちながら本格的な経営的考え方ができるのは有益だ。

 最近では、自社で開発しているビジネスナレッジの動画学習サービス「グロービス学び放題」や有名大学のオンライン講座、オーディオブックサービスの「Audible」など気軽に学べる環境は圧倒的に増えてきた。「深堀型」のエンジニアを目指すにしても短い時間でビジネスナレッジを身につけることができる環境は整ってきている。ぜひビジネスナレッジを幅広く学ぶことで世の中により大きな価値を生み出してほしい。

 連載の次回以降では、開発者にも活用いただけるビジネスナレッジをお伝えしていきたい。

 

執筆:末永 昌也

グロービス VP of Engineering 東京工業大学情報理工学研究科修了。グロービス経営大学院英語MBAコース修了。I&Gパートナーズ(現アトラエ)入社後、Startup Weekendの世界大会入賞をきっかけに、LOUPEを立ち上げCTOに就任。その後、グロービスに1人目のエンジニアとして入社しプロダクト開発・組織開発を行い、現在VP of Engineeringとして開発統括。

※この記事はZDNet Japanから配信されています。

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