インフォアジャパンは、「2021年のテクノロジー活用に関する予測」を発表した。
主な予測は3つで、「イベント体験の再構築、マルチテナントクラウドがスタンダードに」「採用プロセスの変革、医療現場での活用増加」「デジタルサプライチェーンの加速、人工知能(AI)が需要供給のマッチングに不可欠に」が挙げられている。
イベント体験の再構築については、2021年は世界の注目を集める東京五輪やウィンブルドン選手権などの大規模なイベントが控えており、クラウドは私たちのイベント体験の常識を完全に再構築しつつあるとしている。観客の興奮をリアルタイムに分析することによる番組ハイライトや広告の最適化、遅延のないライブ映像、観客との対話のモデレートなど、こうした全てが堅固なクラウドプラットフォームでホスティングされるという。
またマルチテナントのクラウドソリューションを使用すると、手動アップデートやハードウェアの老朽化を気にせずに、常に最先端のテクノロジーを利用することができるとし、マルチテナントのクラウドソリューションの活用は、俊敏性と革新性を維持しながら、電子的な不要物を削減し、持続可能な目標に近づくための差別化要因になるとしている。
2つ目の採用プロセスの変革については、人事部門ではAIを活用することで、データに基づき採用候補者の文化的適合性などを判断することができるようになり、より積極的な採用を進められるとしている。今後は履歴書の審査を… 続きを読む
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