NTTコミュニケーションズ

Bizコンパス

【重要】「Bizコンパス」サイトリニューアルのお知らせ
ドコモに聞く、対話AIはいまどこまで進化しているのか
2021.05.18

新しいテクノロジーの波第6回

ドコモに聞く、対話AIはいまどこまで進化しているのか

著者 Bizコンパス編集部

対話して行き先を指定する「AI電動車いす」が誕生

 対話AIに取り組んでいる企業や自治体がすでに出始めているようです。熊田氏はその 一例として、久留米工業大学が実証実験を行っている「AI自動運転車いす」を紹介しました。

 電動車いすは、指先の操作だけで移動できる便利な車いすですが、障害物があるところや、人が多く行き交っている場所での移動が難しいという欠点があります。久留米工業大学では、この電動車いすにセンサーと5Gネットワーク、さらに音声対話を付けて「AI自動運転車いす」とすることで、これまで電動車いすが課題としてきた場所や状況でも利用できるよう、取り組みを進めています。

 患者と車いすのやりとりは、以下のような形になるといいます。まず患者が病院の入口で待機しているAI自動運転車いすに乗り、行きたい場所を告げると、総合受付や中庭の散策まで、病院内の行きたい場所へ自動で移動できるといいます。

【AI自動運転車いすとの対話の例】

患者「内科に連れていってください」

車いす「承知しました。それでは内科にご案内します。ところで今日はどうされましたか?」

患者「胸が苦しいんですよね」

車いす「そうですか。それは心配ですね。ドクターに診ていただく前に簡単な事前問診を行いたいので、テレビ電話でスタッフとおつなぎしますね」

 「車いすに対話機能を付けることによって、目的地までの移動や、移動中に必要事項をヒアリングします。さらに、5Gリモート手助けを組み合わせることで、今まで以上に便利に、そして安心・安全に利用できるようなモビリティサービスになっています」(熊田氏)

SHARE

関連記事