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セコムがオープンイノベーションで開発、5GとAIによる公共空間の警備システムとは
2021.04.23

新しいテクノロジーの波第4回

セコムがオープンイノベーションで開発、5GとAIによる公共空間の警備システムとは

著者 Bizコンパス編集部

5GとAIを活用することで「空間」も認識できる

 セコムデザインファクトリーでは、5Gを活用したサービスも誕生しつつあります。それが、等身大のバーチャルキャラクターが、AIによって自律的に警備や受付業務を行う「バーチャル警備システム」というサービスです。

 2019年4月に価値検証用の最初の試作機を開発・完成して以降、セコム本社ビルや企業、病院など、国内十数カ所で20カ月以上、合わせて2万人以上のユーザー体験を含めて、運用やユーザビリティなどを検証・確認してきました。2021年の正式サービスを目指して、現在も開発が続けられています。

 バーチャル警備システムは、AIとアニメーション、空間センシングを活用した商品になっています。カメラの映像に加えて空間を認識するセンサーを備えており、空間そのものを認識しながら人の動きも把握し、周辺を動く人に目を合わせて、会話・案内を行います。

 訪問者とバーチャル警備システムとのやりとりは、以下のようになります。

訪問者:「こんにちは」

警備システム:「こんにちは、どうなさいましたか?」

訪:「打ち合わせがあって、来たのですけど」

警:「訪問先でのご連絡・お呼び出しは、右手にあります内線電話にて、担当者にご連絡ください。担当者の所属部署はわかりますか?」

訪:「開発センターです」

警:「開発センターは向かいのTEセンターにございます」(地図を広げる)

訪:「ありがとうございます」

 本体はクラウドコンピューティングと5Gによる無線接続となっています。5Gのため遅延が少なく、スムーズなコミュニケーションが可能となります。タブレットPCやスマートフォン、PCなどの端末からリモートでいつでもどこでもモニタリングでき、遠隔で設定・操作も行えるようになっています。さらに、無線のため、大理石のエントランスのような配線が難しい場所でも、ケーブルレスで設置ができるなど、柔軟に場所を移動して利用することも可能です。

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