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【PNP Summer Summit 2021】呼吸器疾患を遠隔で診察するデバイス、セルフィーで発行できるクレカが登場
2021.09.01

シリコンバレー通信第40回

【PNP Summer Summit 2021】呼吸器疾患を遠隔で診察するデバイス、セルフィーで発行できるクレカが登場

著者 小室 智昭

(2) Health

(2-1) 注目ポイント

 PNP社が注目している2021年の米国のヘルスケアトレンドは、(1)Consumer driven healthcare(消費者主導のヘルスケア)、(2)Value-based care(患者の価値基準を重視したヘルスケア)、(3)Identity culturally competent care(本人や文化に適したヘルスケア)、(4)Community-based healthcare(地域医療)、(5)Digital Therapeutics(デジタル医療)の5つ。医療や手続きの選択肢が増え、遠隔医療も充実し、患者自身が医療を選べるようになっている昨今、Consumer-Driven Healthcareは注目トレンドだと思う。

PNP社が注目するHealthcare領域

 

(2-2) 注目スタートアップ

 スタートアップ ピッチは、20社のスタートアップが、Detection/ Diagnostics(検知/診断)、Telemedicine/ remote patient monitoring(遠隔医療/遠隔患者モニタリング) 、Clinical Trials(臨床実験)、AI/Analytics/ Revenue cycle management(AI/分析/収益サイクルのマネジメント)の4つのグループに分かれてピッチを行った。その中から、呼吸器疾患の遠隔医療を実現するウェアラブルデバイスを開発しているSonavi Labs社を紹介する。

 Sonavi Labs社は呼吸器の疾患を発見できるウェアラブルデバイスの「Feelix」と、スマートフォンアプリのFeelixアプリを開発している。

 患者は、Feelixアプリの指示に従って、Feelixを胸の部分に当てる。Feelixは呼吸の音などを録音してスマートフォン経由でSonavi Labs社のクラウドにデータを送る。これを胸の周りの4カ所で繰り返す。

 検査結果はFeelixアプリで患者が確認できるだけでなく、医師にも共有されるため、患者は通院することなく医師の指示を受けられる。

 医療機関向けに開発している聴診器タイプのFeelix Proにはディスプレイが付いていて医師が簡単に診断結果を確認できるようになっている。

 医師免許を持つスタートアップのCEOは、”音や画像による診断において、AIは人よりも早く正確に診断ができるようになっている”とよく話をしてくれる。それくらい医療分野でのAI利用は進んでいる。

Sonavi Labs社が解決する課題(左)、Sonavi Labs社のソリューション(右)

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