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「縦折り」Galaxy Z Flipは、スマホに新たな発想を生む
2020.03.23

ケータイ業界の最新動向に迫る第77回

「縦折り」Galaxy Z Flipは、スマホに新たな発想を生む

著者 佐野 正弘

 サムスン電子は2020年2月、ディスプレイを縦に折り畳めるスマートフォン「Galaxy Z Flip」を発表した。同社は2019年にも、横に折り畳める「Galaxy Fold」を発表して話題となっている。なぜ同社では横折りだけではなく、縦折りスタイルの端末をも投入するに至ったのだろうか。

価格は約18万円で、2月に販売開始

 2019年、携帯電話業界で大きな話題となったものは2つある。1つは次世代通信の「5G」、そしてもう1つはディスプレイを直接折りたたむことができる、いわゆる「折り畳みスマートフォン」だ。

 その折り畳みスマートフォンを、大手メーカーの中でいち早く販売したのが韓国のサムスン電子である。同社は2019年2月に、7.3インチのディスプレイを、本のように開いたり閉じたりできる「Galaxy Fold」を発表。その後構造上の問題などを受けて販売を延期したものの、同年9月には販売を開始している。

 Galaxy Foldは、日本でも同年10月よりKDDIが販売を開始した。ディスプレイを直接折りたためるという技術に驚きの声が挙がったと同時に、約24万円という非常に高額な価格も驚きを与えたことは記憶に新しい。

 そして2020年2月、やはりサムスン電子は新しいスタイルの折り畳みスマートフォン「Galaxy Z Flip」を発表した。同月に発売も開始され、販売価格は約18万円。だがGalaxy Z FlipはGalaxy Foldと大きく異なる点がある。それは端末を開く方向だ。

 先にも触れた通り、Galaxy Foldは本のように、本体を左右に開いたり閉じたりする“横折り”のスタイルを採用している。背面にも4.6インチのディスプレイを搭載し、閉じた状態では通常のスマートフォンとして利用できる。開いた状態ではタブレットのように、大画面でコンテンツが楽しめるというのが大きな特徴となっている。

 だがGalaxy Z Flipは横ではなく、上下に端末を開くとディスプレイが現れる“縦折り”のスタイルを採用している。それゆえ端末の形状もGalaxy Foldとは大きく異なり、閉じた状態ではコンパクトだが、開くと大画面スマートフォンとして利用できることが特徴となっている。

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