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「縦折り」Galaxy Z Flipは、スマホに新たな発想を生む
2020.03.23

ケータイ業界の最新動向に迫る第77回

「縦折り」Galaxy Z Flipは、スマホに新たな発想を生む

著者 佐野 正弘

開くと大画面スマホ、閉じると非常にコンパクト

 実際Galaxy Z Flipは、閉じた状態では約74×87×15.5(幅×高さ×奥行き)mmと、正方形に近い形状だが、開くと約74×167×6.9mmと、通常のスマートフォンに近いサイズ感となる。開いた状態でのディスプレイサイズは約6.7インチだが、21:9比率のディスプレイを搭載したソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia 1」などより縦長の、21.9:9比率となる。

 それゆえ開いた状態では大画面スマートフォンとして映画やゲームなどのコンテンツが楽しみやすくなるし、大画面が生かせる地図なども見やすい。もちろんディスプレイが縦に長いので、画面を分割して複数のアプリを同時に利用することも可能だ。

 またGalaxy Z Flipには、ディスプレイが折り畳める特徴を生かした「フレックスモード」という機能も用意されている。これは本体を折り曲げる途中の状態で固定することで、対応しているアプリであればディスプレイを分割して活用できるというもの。例えばカメラであれば折り曲げた状態の上の部分にプレビュー画面が、下の部分に操作パネルが表示されることから、本体を置いてセルフィーを撮影するなど新しい撮影スタイルを実現できる。

 背面にも小型のディスプレイが搭載されていることから、折りたたんだ状態でも時間などの確認ができる。また閉じた状態で利用できる機能として、電源ボタンを2回押すことで小さな画面からセルフィーの撮影ができる「クイックセルフィー」も用意されている。

 こうした一連の機能を見ると、Galaxy Z Flipは従来型の折り畳み型携帯電話に近い印象も受ける。ディスプレイを折り畳めるという新しさは確かにあるものの、実際に使ってみると懐かしさを覚える人もいるかもしれない。

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