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企業・自治体に大人気「ローカル5G」の期待と不安
2020.01.28

ケータイ業界の最新動向に迫る第75回

企業・自治体に大人気「ローカル5G」の期待と不安

著者 佐野 正弘

Wi-Fiと5Gは何が違うのか?

 では具体的に、ローカル5Gはどのような場所で活用されようとしているのだろうか。海外では欧米を中心として、ローカル5G同様、場所を限定した4Gのネットワークを構築できる「プライベートLTE」の活用が進んでいる。その多くは工場や鉱山、港湾など産業向け用途として活用されていることから、5Gでも同様の活用が多くなされる可能性が高いと見られている。

 中でも期待が寄せられているのが工場での活用だ。ここ最近、「スマートファクトリー」が大きな注目を集めている。産業用ロボットなど、さまざまな機器をIoT化し、そのデータをAIで分析することで機器同士を協調しながら、新しい価値を生み出すのである。

 5Gは、スマートファクトリーを支えるネットワークとして大きな期待が持たれている。ワイヤレスで多数同時接続を実現でき、なおかつ遅延が非常に小さいことから、ネットワークを経由したさまざまな機器の制御を、ズレなく正確に実現することができるからだ。

 もちろん、こうした機能自体は携帯電話会社の5Gネットワークを用いても実現できるし、狭いエリアであればWi-Fiで代替もできるかもしれない。だがローカル5Gであれば、先に触れた通り、時間や場所を選ぶことなく独自の5Gネットワークを構築できる。Wi-Fiと比べても電波が遠くに届くことから、大規模な工場や屋外などを低コストでカバーするのに適しているのだ。

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