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こんな人は、今すぐマネージャー職を辞めなさい
2020.02.27

マネージャーの極意第10回

こんな人は、今すぐマネージャー職を辞めなさい

著者 八木 昌実

「理詰めで部下が動く」と思ってはいけない

 もう一つ、課長止まりのマネジャーにありがちなのが、「理詰めで部下を説得しようとする」ことです。

 マネジャーの場合、言語能力(国語力)が論理的能力(数学力)より少し勝るくらいがベストです。プルデンシャル生命時代に、マネジャーの適性検査の成功要因をデータ分析しましたが、その結果にもハッキリと現れています。具体的に言うと、数学能力が偏差値60で言語能力が40の人と、言語能力が60で数学能力が40の人だったら、後者のほうがマネジャーとして高い成果を上げていた、ということです。

 言語能力が高いマネジャーは、部下に物事をわかりやすく伝える力があります。逆に、理詰めで部下を動かそうとするマネジャーは早晩、「物事は論理だけでは決まらない」という壁に直面します。理屈を押し通されても、部下はなかなか行動してくれません。「あのマネジャーは冷たい」「頑張る気が失せる」。そんなネガティブな感情すら、抱かせてしまいかねないのです。

 最終的に、人を動かすのは感情です。自分の言葉で話し、部下の気持ちを動かし、やる気を高める。伝える力が高いマネジャーほど、チームの成果を上げ、自らのポジションも高めていくことができるのです。

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