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在宅勤務で上司はどのように部下とコミュニケーションを取れば良いのか
2020.04.27

海外論文に学ぶビジネスのコツ第23回

在宅勤務で上司はどのように部下とコミュニケーションを取れば良いのか

著者 前野 智子

 新型コロナウィルスの影響で、企業は業務形態について在宅勤務へ切り替えを求められています。上司にとっては、顔を合わせない状況下で、部下とどのようにコミュニケーションを取っていくかが大きな課題となってきます。

 経営者へのコーチングを手掛けるSabina Nawaz氏は、ハーバードビジネスレビュー誌への寄稿“How Managers Can Support Remote Employees”の中で、彼女の顧客である経営者たちが、在宅勤務中にどのようなマネジメントを実践しているかまとめています。その中から、上司が在宅勤務環境下で部下と上手くコミュニケーションを取っていくためのコツを3つ 紹介します。

用事が無くても1日1回は部下とやり取りをする

 1,000人規模の企業のCEOであるYuval氏は、少なくとも1日1回、直属の部下1人ずつとメッセージや電話でコミュニケーションをすると決めているそうです。部下に対し「もし何かあれば連絡してください」とは言わずに、特に話し合うべきトピックが無い時でも、1日1回は連絡を取り続けることが重要だといいます。

 そして特に用事がない時には、「何か私を必要とすることが無いか、確認しようと思って」「今日は何か質問ない?」「〇〇の件について考えていて、君と情報共有したいと思ったんだけれど」「前にチームで撮った写真を見ていて、ちょっと思い出して」といったように、上司の側からコミュニケーションを始めるそうです。

 この行動の狙いは、部下が上司に質問したりサポートを求めるきっかけを作ることです。特に責任感の強い部下ほど、今回のような非常事態の際に、上司に負荷を掛けることをためらいがちです。そのため、部下からの連絡を待つのではなく、上司の側から「何かない?」と定期的に連絡を入れることで、相談しやすい環境を提示することが重要といいます。

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