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いまさら聞けない「2025年の崖」とは何か?
2020.01.31

エバンジェリストが解説「5分でわかるITトレンド」第1回

いまさら聞けない「2025年の崖」とは何か?

著者 林 雅之

「2025年の崖」には、どんなリスクがあるか

 レガシーシステムがブラックボックス化している原因には、「日本ではSIerやベンダー企業にITエンジニアが多く所属していること」や、「有識者の退職などによるノウハウの喪失」などがあげられます。こういったシステムを保守・運用するために多くのコストや人的リソースが費やされることで、新しいデジタル技術などに投資できず、企業のグローバル競争力が低下することが懸念されています。

 DXレポートでは、2025年には20年以上稼働しているレガシーシステムがシステム全体の6割を占めると予測、DXが進まなければ「2025年以降、最大で年間12兆円の経済損失が生じる可能性がある」と警告しています。企業は2025年を迎える前に、これらのレガシーシステムを刷新する必要があり、この刷新の波に乗り遅れた企業は多くの事業機会を失うという、「2025年の崖」に直面することが懸念されているのです。

 しかし、「2025年の崖」を克服するためのレガシーシステムの刷新には、長い期間と大規模なコストがかかります。

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