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飲食店が悲鳴をあげる「No Show(無断キャンセル)」の防ぎ方
2020.01.30

アナログなビジネスをデジタルに変える第1回

飲食店が悲鳴をあげる「No Show(無断キャンセル)」の防ぎ方

著者 安松 まゆは

対策4:事前決済や預かり金(デポジット)の徴収

 高額なコース料理の予約や、大人数での団体予約など、No showによる店舗側のダメージが大きい場合は、事前決済や預かり金などによる対策も導入すべきでしょう。宿泊業界ではすでに一般的になっていますが、飲食業界ではまだ一般的とはいえません。しかし、No showの抑止力の一つとして、検討していく必要があるでしょう。

 あるレストランの予約・決済サービスでは、客が予約時にクレジットカード情報を登録し、同時に支払いも済ませてしまう、というものがあります。

 この決済サービスでは、サービスを提供する店舗とサービスを受ける客が「サービス利用契約」を締結します。契約成立後のキャンセルは原則不可で、直前キャンセルやNo showに対しては、キャンセル料としてある程度の額(場合によっては全額)を支払うケースもあります。これであれば、店側は直前のキャンセルやNo showに遭遇したとしても、予約社からキャンセル料が徴収できます。

 別のレストラン予約システムでは、利用規約に「客予約どおりに来店できない場合には、予約時間の30分以上前にキャンセル手続きをする」「No show発生時には、店舗側が客に対しキャンセル料を請求する」ということが明記されています。さらに、システムのユーザーがNo showを複数行った場合、そのアカウントが停止されるというルールもあります。

 飲食店にとってダメージの大きいNo showですが、アプリなどのITの活用により、少ない手間で効率よく対策できる場合もあります。今回紹介した4つの対策すべてを今すぐ導入することは難しくても、まずは1つの対策から始めてみてはいかがでしょうか。

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