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飲食店が悲鳴をあげる「No Show(無断キャンセル)」の防ぎ方
2020.01.30

アナログなビジネスをデジタルに変える第1回

飲食店が悲鳴をあげる「No Show(無断キャンセル)」の防ぎ方

著者 安松 まゆは

「No Show」(ノーショウ)という言葉が、飲食業界で話題となっています。

 No Showとは、飲食店を予約した客が、店舗への連絡をせずに当日来店しないことを言います。飲食店にとっては、人件費や食材費が無駄になってしまうだけでなく、他の来店者の入店を妨げる機会損失にも繋がってしまいます。

 経済産業省では、No Show問題に関する有識者勉強会を実施し、2018年11月に「No show(飲食店における無断キャンセル)対策レポート」を発表しています。このレポートによると、飲食店全体の予約の1%弱がNo Showであり、No Showによる損害は、飲食業界全体でなんと年間で約2,000億円とも言われていることが明らかになりました。

 レポートでは、飲食事業者ができる4つのNo Show対策が紹介されています。今回は、それらの対策について事例とともに紹介します。

対策1:予約の再確認(リコンファーム)の徹底

「予約していたことを忘れていた」というNo showを防止するためには、店舗側が客に予約の再確認(リコンファーム)を行うという対策が考えられます。

 しかし、全ての予約に対し、従業員が電話などでリコンファームを行うことは、店舗側の負担にもなり得ます。特に人手不足の飲食店にとっては、店舗側の業務負荷になってしまい、現実的ではありません。

 そこで期待されるのが、ITを活用した対策です。例えば、AIとRPAを組み合わせたあるサービスでは、AIが予約者に対し、SMSまたは電話で、自動で予約内容を再確認します。もし顧客が予約内容の変更を申し出た場合は、RPAによって自動でキャンセルや予約時間の変更を行います。そのため、従業員がわざわざ電話を掛けてリコンファームする必要はありません。

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