このような、会議室やフリースペース席の利用状況を可視化するソリューションは、すでにサービスとしてリリースされています。たとえば、NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)が提供しているのが、「Akidoko?」および「Akidoko? for Room」です。
Akidoko?は、テーブルの天板裏に人感センサーを取り付けることで人を検知し、テーブルの利用状態をリアルタイムで把握します。オフィスのフリースペース席、あるいはカフェテラスなど、オフィス内の設備の利用状況を可視化します。
もう一方のAkidoko? for Roomは、人感センサーを会議室の天井に取り付けることで、会議室内に人がいるかいないかを検知し、会議室の利用状況を可視化するソリューションです。会議室予約システムとも連携でき、予約されているにもかかわらず人がいない場合には、予約を自動でキャンセルするといったことも可能です。
NTT Comでは、こうしたIoTサービスを利用するためのIoTプラットフォームとして「Things Cloud」も提供しています。Things Cloudでは多数のIoTデバイスが接続でき、即日使用可能なソフトウェアのライブラリも搭載しています。