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「残業削減!」ではうまくいかない、マイクロソフトとNTT Comが働き方改革のリアルを語る
2019.11.08

失敗する働き方改革、成功する働き方改革第6回

「残業削減!」ではうまくいかない、マイクロソフトとNTT Comが働き方改革のリアルを語る

著者 Bizコンパス編集部

 働き方改革に成功するためには、何が必要なのでしょうか?2019年10月に開催された「NTT Communications Forum 2019」では、「日本マイクロソフト&NTTコミュニケーションズ流 働き方改革の“リアル”~『Microsoft 365』が実現する最新のワークスタイルとは~」というセミナーが開催されました。

 このセミナーでは、日本マイクロソフト(以下、マイクロソフト)と、NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)が実際に進めてきた両社のリアルな働き方改革を紹介。「リモートワーク」「フレックス制度」といった取り組みを進めているものの、導入までの道のりには、困難もあったといいます。セミナーの模様をレポートします。

「週休3日制」はラクなことばかりじゃない

 ゲストスピーカーとして登壇したのは、マイクロソフトの製品責任者として、社内外の働き方改革を長年推進してきた三上智子氏です。マイクロソフトでは、2011年より社内の働き方改革に着手しており、最近では2019年8月限定でトライアル導入した「週勤4日制(週休3日制)」が大きな話題を呼びました。

 この週勤4日制について、三上氏は“日本人の気質”を考慮した結果、生まれたといいます。

「長年、働き方改革を推進してきた弊社ですが、まだまだメール送信数、cc数、会議数、参加人数は、世界のマイクロソフトに比べるとダントツで多いです。これは“みんなで一緒にやろう”“いろんな人を仲間に入れよう”といった日本人の気質によるものです。この非効率な部分を改善するきっかけとして、週勤4日制を導入しました」(三上氏)

 導入前は社内に喜ぶ声が多かったものの、いざトライアル導入が始まると、1週間の仕事を4日で終わらせることの大変さを、多くの社員が痛感することになります。

「社員は、ミーティングの時間を従来の1時間から30分に切り詰めたり、定例の打ち合わせをMicrosoft Teams(以下、Teams)のグループチャットで済ませるなど、仕事の効率化に取り組みました。このトライアルを通して、いろいろな学びがあったと感じています」(三上氏)

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