NTTコミュニケーションズ

Bizコンパス

サイトメンテナンスのお知らせ(2020年10月28日(水)予定)
卓越した結果を生み出した人の習慣とは
2020.02.18

今すぐできる組織の改善第90回

卓越した結果を生み出した人の習慣とは

著者 古川 武士

 これまで長い間、卓越した結果を上げる人たちの習慣について研究を進めてきました。その過程で、アスリートや経営者、アーティスト、医師など、情熱を持って何かを成し遂げた人たちの言動について触れてきました。そして、これらの言動こそが、自分をさらに高めたいという人にとって、大いなる糧になることを知りました。

 卓越した結果を生み出すためには、良い習慣を身につけることです。私自身、良い習慣こそが、さらなる成長へのきっかけになるという信念を抱きながら、これまで探求を続けてきました。ここでは優れた7つの習慣について、偉人たちの具体的な言動を紐解きながら、2回に分けて解説していきたいと思います。

習慣1.これこそが正しいという信条を掲げる

「心臓に異変が起こったら、すぐに対処しなければ命取りとなる」

「予約は受けない。すぐに手術を施すべき事態に対応できなくなるから」

「臨床数が多くなるほどに、困難に対処できる技術が育つ。その結果、より多くの患者から治癒を求められ、臨床数もさらに増える」

 こう語るのは、千葉西総合病院の三角和夫院長です(テレビ東京『カンブリア宮殿』
より)。三角先生は、心臓外科医として心臓のカテーテル治療を年間3千例もこなし、8年連続で日本一となる臨床結果を生み出しています。

 三角先生は診察直後、ただちに患者の手術に取りかかることも珍しくはありません。「異変はただちに対処しなければ命取りになる」からです。異変の際は、すぐに携帯に連絡が取れるよう、常に非常事態に備えています。また、同時に6つの手術室を指揮しながら、執刀担当の医師たちと1日30件もの手術に対応することもあるそうです。これは世界でも異例の措置だといいます。三角先生の「すぐに対処しなければ命取りになる」とする信条が、作り上げた仕組みです。

 三角先生の場合に限らず、卓越した結果は「これこそが正しい」とする信条から生まれます。一貫性を携えた信条こそが信頼を育み、そこから良い結果が積み上げられます。

関連キーワード

SHARE

関連記事