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自分を変えたいなら、周囲の環境を変えよう!故事から学ぶ良い習慣のヒント
2020.01.24

今すぐできる組織の改善第89回

自分を変えたいなら、周囲の環境を変えよう!故事から学ぶ良い習慣のヒント

著者 古川 武士

習慣はオーラとなって姿をあらわす

 こうした習慣の重要性を表す言葉のひとつに「薫習」というワードがあります。

 薫習とは仏教の用語のひとつで、「香りが物に染み付いて、いつまでも残るように、自らの行為が、心に習慣となって残る」という意味です。言い換えれば、「オーラ」のようなものです。

 仕事柄、私は多くの人に出会いますが、会った瞬間に、その人の放つ「オーラ」が伝わってきます。この場合のオーラとは、威圧的な凄みを持って迫ってくるものではありません。花が香りを放つように、人間の心から自然と滲み出てくる、雰囲気のようなものを指します。

 そこには「優しいオーラ」「激しいオーラ」「思いやりのオーラ」「知性のオーラ」「母性的なオーラ」「愛のオーラ」「不信のオーラ」「敵視のオーラ」「倦怠感のオーラ」「自信のないオーラ」など、さまざまなものがあります。心の中で習慣化されたものが、その人のオーラとなって放出されます。その証拠に、相手と話を始めると、言動の一つ一つに、見事にオーラの中身が表出され始めます。

 そうしたオーラこそが人間関係を形づくり、信頼を積み上げ、人生をかたどります。

 私たちの日々の行動、言動は、心の中で習慣となっていき、それがオーラとして表出していきます。つまり、何気ない日々の言動を、おろそかにしてはいけません。良き習慣へと昇華されるべく、積み重ねていかなければなりません。これは自戒の念も込めて、本当に大切なことだと思います。

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