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三浦知良が52歳になった今もなお「現役」にこだわる理由
2019.12.19

小山宣宏の「勝利の裏にあるもの」第40回

三浦知良が52歳になった今もなお「現役」にこだわる理由

著者 小山宣宏

 今や日本のサッカー界の「レジェンド」としてJリーグに君臨している三浦知良(以下カズ)。52歳10ヵ月を過ぎた彼にとって、来年も現役であり続けるための原動力となっているものは何か。これまでの半生を振り返りながら、その秘密を紐解いていく。

成功と挫折を繰り返したカズの半生

 11月24日、ホームで愛媛に2対0で勝利した瞬間、カズが所属する横浜FCは13年ぶりのJ1昇格を決めた。選手とスタッフ1人1人と熱い抱擁を交わすカズ。今年でプロ生活34年を超え、52歳を過ぎてなお、プロのサッカー選手であり続けている。

 中学時代、生まれ育った静岡県で地区選抜にすら選出されたことのない少年が、高校を中退して単身ブラジルに渡り、19歳のときにプロ契約を果たした。その後、日本に凱旋帰国し、誕生したばかりのJリーグを盛り上げ、日本代表のユニフォームを着て、エースストライカーとして大活躍。さらには世界三大リーグと称されたセリエAのジェノアにアジア人として初めて移籍した――。

 カズの半生をこう書き連ねていくと、まるで絵に描いたようなサクセスストーリーだが、同時に数えきれないほどの挫折と屈辱も味わっている。

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