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大崎裕史が選ぶ、2019年のラーメンベスト13
2019.12.26

ラーメン評論家・大崎裕史の「ラーメン最前線」第135回

大崎裕史が選ぶ、2019年のラーメンベスト13

著者 大崎 裕史

失礼ながら「こんな場所にこんなウマイ店が!」と驚いた!「麺ハウス こもれ美」

宮城県黒川郡大衡村

 2015年9月29日オープン。ミシュランガイド宮城(仙台)2017特別版 掲載店。2010年にオープンし、地元のラーメン好きはもとより、都内からも訪問する人が続出するほど話題をさらった「ヘルズキッチン」のセカンドブランドだった。しかし、「ヘルズキッチン」が2017年9月に閉店。事実上、こちらが本店になった。店名も変わったが、味は従来どおり清湯中心。今日は3人で行ったので、「塩らーめん」「醤油らーめん」「煮干そば」の3種類を注文し、シェア。

 塩らーめん。中太の手揉み多加水麺。淡麗清湯スープは動物系がベース。キレ味鋭くておいしい。醤油らーめん。細めのストレート麵。ショウガが効いた淡麗清湯。これもうまいな〜。煮干そば。薄口醤油に煮干しが効いた淡麗清湯。太めの手揉み縮れ麵で塩よりも太く感じたが実に心地良い食感。

 煮干し以外は軽めに動物系と昆布がベースを支えており、厚みを加えている。3種類に共通のチャーシューは柔らかく美味、煮干しには多めに入っていたので、思わず「デフォでこんなに入るんですか?」と聞いてしまったほど。メンマ代わりの竹の子もいい。全体的に「引き算のラーメン」なのだがシンプルながら旨味十分の力強さあり。一人で3杯食べてもよかったほどの感動。限定メニューもいろいろ出しているようなのでTwitterをチェックしながら行くのがオススメ。東京からでもまたすぐに行きたい。

 残りの9軒は、その感動をみなさんに伝えたくてすでに書いていたので、その記事をリンクで紹介する。(順不同)

麺切り白流 (岐阜県瑞穂市)
家系総本山 吉村家(横浜/神奈川県横浜市西区)
中華そば 銀座 八五(東銀座/東京都中央区)
中華そば 竹千代(尾久/東京都北区)
中華そば 和渦 TOKYO(北品川/東京都品川区)
宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀(雑色/東京都大田区)
湯の台食堂(秋田県にかほ市)
らぁ麺 飯田商店(湯河原/神奈川県湯河原町)
青島食堂 秋葉原店(秋葉原/東京都千代田区)

 今回は2019年を振り返り、700杯弱の実食店舗から選んだ「強烈に印象に残った珠玉の13杯」。自分でこのまとめ記事を書いていて、すぐにでも食べに行きたい店ばかり。みなさんも機会があったら行ってみてください。良いお年を!

※ 掲載している情報は、記事執筆時点(2019年12月21日)のものです。

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