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大崎裕史が選ぶ、2019年のラーメンベスト13
2019.12.26

ラーメン評論家・大崎裕史の「ラーメン最前線」第135回

大崎裕史が選ぶ、2019年のラーメンベスト13

著者 大崎 裕史

短期間で同じ味の再訪は極めて珍しい。それくらい再食したかった味!「中華そば専門 田中そば店 下高井戸店」

京王線、東急世田谷線『下高井戸駅』(68m))

 2019年4月15日オープン。足立区の人気店「田中商店」店主が、2008年12月にセカンドブランドとして作った店。喜多方ラーメンをヒントに「気軽に食べる田舎のラーメン」がコンセプト。「シンプルだけど美味しい“普通”のラーメンの“最強”を目指して作りました」(田中店主談)

 そんな「田中そば店」が『4年で100店舗の出店計画を実現すべく店舗出店中』ということで、多店舗展開している。現在では13店舗出店中。私はたまにどこかの「田中そば店」に食べに行くことはあるが、メニューが同じなので、全店追いかけることはしていない。

 ところが、下高井戸店に限定メニューが出るという情報をゲット。しかも、ビジュアルがかなりおいしそう。キャッチフレーズが『あの日、あの時、思い出す古き良きラーメン』というのもそそる。

 名前は「福田の中華そば」、数量限定30食。東京の昔のラーメンのような気もするし、今風でもある。実に私好み、近くにあったら通う味。これはうまい。どうして下高井戸店限定なのか、不思議なほどおいしい。こんなにおいしい「古き良きラーメン」、昔にあっただろうか?(笑)

 数日後、もう一度、わざわざ足を運んでしまった。都内だけで毎月50軒強の新店がオープンしているので、私は一度食べたメニューをすぐに再食することは滅多にない。しかし、ここは食べたくて食べたくてしょうがなかったのだ。2回目はチャーシュー増し。やっぱり、うまい。ちょっとしょっぱめだがそれがまたいい。2回目の完食完飲。書いていて、また行きたくなっている。

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