NTTコミュニケーションズ

Bizコンパス

新規事業立ち上げ時に考えるべき4箇条
2021.05.27

ニューノーマル時代にビジネスはどう変わるのか第28回

新規事業立ち上げ時に考えるべき4箇条

著者 Bizコンパス編集部

 AIやIoTなどのデジタルテクノロジーを活用し、新規事業をスタートしたいと考えているビジネスパーソンは多いでしょう。その一方で、新規事業の具体的なアイデアが思い浮かばなかったり、どのように新規事業をスタートすれば良いのか戸惑っているという人もまた多いかもしれません。

 このような悩みに対し、株式会社シナモンの代表取締役社長CEOの平野未来氏は、「新規事業立ち上げの4箇条」として、新規事業を始める際に押さえておきたい4つのポイントを挙げました。

 新規事業をうまく立ち上げ、軌道に乗せるための4箇条とは、どのようなものなのでしょうか?平野氏が語ります。

(本記事は会社NTTドコモが開催した「docomo Open House 2021」での、平野氏のプレゼンテーションを元に構成しています)

Uberはタクシーの課題をどう解決したのか

 平野氏は複数の企業を連続して起業した経験を持つ「シリアルアントレプレナー」です。東京大学大学院在学中の2006年に、株式会社ネイキッドテクノロジーを創業すると、2011年に同社を株式会社ミクシィに売却。2012年に、現在のシナモンを創業しました。

株式会社シナモン
代表取締役社長CEO
平野未来氏

 平野氏は、新規事業を検討する上で最も重要なこととして、「プロブレム(課題)とソリューション(解決策)をセットで考えること」を指摘しました。

 「Uberを例に考えてみましょう。アメリカでは日本とは違い、路上でタクシーを捕まえるのは簡単ではありません。タクシーが必要な場合は、タクシー会社に電話して来てほしい時間を予約します。しかし、予約時間になっても来ないのが日常で、1時間ぐらい待たされることもあります。本当にタクシーが指定した場所に向かっているのか、ユーザーは毎回不安になってしまいます。

 一方でUberは、端末の画面をタップして、現在地を通知するだけで、タクシーが呼べます。かつ、タクシーが今どこに居るのかがスマホを見ればわかります。Uberはユーザーに対し、タクシーの課題の解決策を提供したというわけです」(平野氏)

関連キーワード

SHARE

関連記事

デザイン思考は、イノベーションを生みだす魔法の杖ではない

2021.07.21

ニューノーマル時代にビジネスはどう変わるのか第31回

デザイン思考は、イノベーションを生みだす魔法の杖ではない

企業にCDOが求められる3つの理由

2021.07.16

ニューノーマル時代にビジネスはどう変わるのか第30回

企業にCDOが求められる3つの理由

有識者が解説する「誤解だらけのサブスクとDXの関係性」

2021.06.25

デジタルトランスフォーメーションの実現へ向けて第68回

有識者が解説する「誤解だらけのサブスクとDXの関係性」

早大IT戦略研究所 根来龍之氏 「日本の大企業だけがDXに後れを取っているわけではない」

2021.06.04

デジタルトランスフォーメーションの実現へ向けて第67回

早大IT戦略研究所 根来龍之氏 「日本の大企業だけがDXに後れを取っているわけではない」

咳の音でコロナ感染が分かるアプリが登場

2021.05.24

シリコンバレー通信第37回

咳の音でコロナ感染が分かるアプリが登場