ここまで紹介したTV/Web会議サービスは、いずれもPC端末やスマホ端末で使用するものです。しかし、テレワークで使用できる端末が提供されていない場合や、通信状況が悪い場合は使用できません。
そうした場合には、ネットではなく、電話回線を活用し、音声だけで会議を行う「電話会議サービス」も有効でしょう。
たとえばNTTコミュニケーションズの「Arcstar Audio Conferencing」であれば、参加者が専用の番号にコールして暗証番号を投入する(もしくは主催者が参加者を呼び出す)だけで、音声による会議ができます。固定電話、携帯電話どちらでも利用可能です。最短2営業日から利用可能で、初期費用も0円のため、すぐにWeb会議の環境整備ができない場合は特に有効なサービスといえるでしょう。
テレワークは、単に導入するだけでは意味がありません。テレワークを導入して、成果を出すことが重要なのです。まだテレワークをスタートできていない企業、導入したけれどイマイチ効果が出ていない企業は、コミュニケーションツールの選択にこだわってみても良いかもしれません。