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ビジネス向けAI翻訳サービスで“働き方改革”を実現
2018.03.16

TOEIC900点レベルの高精度でファイルをまるごと翻訳

ビジネス向けAI翻訳サービスで“働き方改革”を実現

著者 Bizコンパス編集部

翻訳を革新する「クラウド型AI翻訳サービス」の真価

 インターネット翻訳サービス、翻訳パッケージ、外部委託の問題点を解消する新たな選択肢として注目されているのがクラウド型AI翻訳サービスです。主要なサービスとしてはロゼッタ「T-400」、クロスランゲージ「WEB-Transer@SDK」、高電社「翻訳クラウド」などが挙げられます。いずれもセキュリティ、翻訳精度、スピード、コストといった従来の翻訳サービスが抱えていた課題をクリアするサービスです。このクラウド型AI翻訳サービス市場に、3月1日より参入したのがNTTコミュニケーションズの「AI翻訳プラットフォームソリューション」です。先行するサービスとの大きな違いは機械翻訳の技術にあります。

 現在、機械翻訳には大きく3つの技術が使われています。古いほうから順に「ルールベース機械翻訳(RBMT)」「統計ベース機械翻訳(SMT)」「ニューラル機械翻訳(NMT)」です。SMTは、膨大な日本語と英語の単語のペアをAIに学習させた統計をベースに「X」という単語の後に続く単語「Y」を確率の高さで判断して翻訳を行います。一方NMTは、脳の神経回路を模したニューラルネットワークを用いた機械翻訳技術です。文章を細かく分解し、“意味を理解する”学習をします。たとえば日本語の原文の意味に合わせて、自然な英語の訳文を選定し、文章を作成します。SMTよりNMTのほうが、より人間に近いロジックで翻訳を行うため翻訳精度は格段によくなります。

 ここ1年でインターネット翻訳サービスの翻訳精度が格段に向上した理由は、採用している技術がSMTからNMTへ切り替えられたためです。ちなみに「AI翻訳プラットフォームソリューション」の翻訳エンジンにもNMTが採用されています。NTTグループ企業の株式会社みらい翻訳国立研究開発法人 情報通信研究機構が共同開発した翻訳エンジンが「COTOHA Translator TM」です。最新のNMT技術と、膨大な文例の学習によって、従来のクラウド型AI翻訳サービスとは一線を画す超高精度の翻訳を実現しています。

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