Box Zones JapanへのVPN接続には、メニューの提供開始前にも関わらず、これまでBoxの導入を見送っていた金融機関、官公庁、地方自治体などから「早く使いたい」という声が寄せられているといいます。
Boxの導入は、日本国内のデータ保管、VPN接続によってさらなる安全性が担保された今、様々な分野で導入が進んでいきそうです。ちなみにBoxを利用する場合、社内ファイルサーバーなどにある膨大なデータをクラウド上に移行する必要があります。インターネットであれば膨大なデータがトラフィックを圧迫するため、利用者のいない深夜などに作業するしかありません。しかし、「Box over VPN」は、VPN接続と独自のデータ移行ツールにより、安全、確実に時間帯を気にせず移行できます。
さらに、NTT Comの知見を活かした導入支援サポートも充実しており、管理者向け、ユーザー向けの手引書に加え、オンライントレーニング、説明会といった手厚い支援も受けられます。何よりNTT Comが提供する社内外の豊富なサービスと連携し、Boxが利用できるというのは大きな魅力でしょう。
政府の取り組みが示す通り、クラウドに対するセキュリティ要件は今後ますます厳しくなる可能性もあります。しかし、むやみに恐れる必要はありません。Box Zones Japanに対応した「Box over VPN」のようなメニューの提供によって、金融機関、官公庁といったセキュリティ意識の高い組織にもクラウドの門戸が開かれようとしているのですから。