AI技術全般に視点を広げて考えると、アメリカにCVPR(Computer Vision and Pattern Recognition)という画像AI関連の学会があり、優れた論文がいくつも発表されています。そこで発表された内容にキャッチアップできるような人たちが、AI研究者の中では「すごい」と言われているわけです。しかし、それが現場の感覚からかけ離れたものであれば実用性がない。経営陣や研究者だけで頭でっかちなものを作っていてはいけません。現場の知恵をどう本気で取り込むか、それが技術開発の根本ですから。