現在、NTT Comでは継続的にRakuDAのUIの改善や機能拡張、他サービスとのシームレスな連携といったバージョンアップの準備を進めています。さらに、深層学習に対応したデータ分析サービスである「Node-AI」も提供しています。
大東氏は、RakuDAやNode-AIのようなツールを使ってデータ分析の“あたり”をつけ、組織全体でデータ活用の機運を高めることが、データ活用によるDXへのファーストステップになると指摘します。
「NTT R&DやNTT Comの技術開発部隊であるイノベーションセンターではAIに関する様々な特許技術やノウハウを保持しています。それらと今回ご紹介したツールなどを組み合わせて、お客さまがデータを活用した新しいビジネスやサービスを行っていくうえで必要なプラットフォームを提供するための共同実験、共同ビジネス/サービス開発(CoB/CoS(仮称)パートナープログラム)を始めています。
こうしたCoB/CoSを進めるにあたっては、現場の知見やノウハウを活用する必要があります。現場の方がRakuDAを使いAIによって何ができるかを把握することで、AIで解決できる課題や解決策が生まれやすくなる土壌ができます。このような新しい価値をお客さまと一緒に創造するために、RakuDAを使って誰もがAIで分析できる環境を築き上げていきたいと思います。
RakuDAは、クラウド版であれば約1カ月で運用を開始できます。まずは無料ツールを利用いただき、さらなるご要望があれば、オフィシャルサイトの問い合わせ窓口までお気軽にご相談ください」
有能なデータサイエンティストが見つからない、見つかってもコストと見合わない、という企業は、RakuDAを使って、その高いハードルを下げてみてはいかがでしょうか。
※「RakuDA®」は日本電信電話株式会社の商標です。