NTTコミュニケーションズ

Bizコンパス

「2025年の崖」を飛び越える鍵は“データの連携”にあり
2020.01.22

これからの時代に求められるデータ利活用第2回

「2025年の崖」を飛び越える鍵は“データの連携”にあり

著者 Bizコンパス編集部

部門間のデータがスムーズに連携できるプラットフォームとは?

 飯塚氏は、データを部門間で連携し、DXを実現するためのプラットフォームとして、同社が2019年9月末から提供をスタートした「Smart Data Platform」(以下、SDPF)を取り上げました。

 SDPFは、DXを実現するための一連の機能を、ワンストップで提供するプラットフォームです。具体的には、データを収集するためのネットワークサービスや、データの蓄積に利用するクラウドサービス、そしてデータのインテグレーションやマネジメント、分析ツールなどが包含されています。

「SDPFの提供ポリシーの1つに、可用性を損なわず、安全性を確保する点があります。そのためSDPFはプロセス全体において高いセキュリティを備えています。

 加えて、NTT Comではユーザーから預かったデータを二次利用するようなビジネスを志向していません。SDPFを導入することで、安心・安全なDX環境が実現できます」(飯塚氏)
SDPFにはさまざまなサービスが含まれていますが、その中で各種データを統合する役割を担っているのが、Informatica(インフォマティカ)社のクラウド型データ統合ソリューション「Informatica Intelligent Cloud Services」(以下、IICS)です。

「SPDFの枠組みの中でIICSを活用することにより、閉域網内で、安全かつリアルタイムに、システム間のデータ連携が可能になります。IICSは、データのサイロ化を突破するための第一歩となります」(飯塚氏)

 データを蓄積するためのソリューションとしては、WASABI社とNTT Comが協業することで生まれた新サービス「Enterprise Cloud Wasabiオブジェクトストレージ」が用意されています。これは高い堅牢性を誇りつつ、低コストで利用可能なストレージサービスです。膨大なデータを安全に、かつ容量の上限を気にせずに保管する際に適しています。

 SDPFにはこのほか、外部システムとの連携に必要な機能を一元的に提供する「API Gateway as a Service」や、AIを用いたデータ分析を支援する「DataRobot」、IoTデバイスを管理するための「Things Cloud」なども用意されています。

SHARE

関連記事

米国の先進企業が語るデータの効率的な「蓄積」と効果的な「活用」

2019.12.20

これからの時代に求められるデータ利活用第1回

米国の先進企業が語るデータの効率的な「蓄積」と効果的な「活用」

企業のDXを推進!戦略的マルチクラウド活用を考える

2018.12.21

複雑化するマルチクラウド環境をどう構築すべきか

企業のDXを推進!戦略的マルチクラウド活用を考える

ゼロトラストを目指し境界防御から無害化に、ネオファースト生命はどう移行したか?

2021.06.16

セキュリティ対策に求められる新たな視点第24回

ゼロトラストを目指し境界防御から無害化に、ネオファースト生命はどう移行したか?

JALは新しいナレッジシステムで、次世代のコンタクトセンターを目指す

2021.06.11

いま求められる“顧客接点の強化”第36回

JALは新しいナレッジシステムで、次世代のコンタクトセンターを目指す

早大IT戦略研究所 根来龍之氏 「日本の大企業だけがDXに後れを取っているわけではない」

2021.06.04

デジタルトランスフォーメーションの実現へ向けて第67回

早大IT戦略研究所 根来龍之氏 「日本の大企業だけがDXに後れを取っているわけではない」

企業の価値を高める「SX」とは何か?有識者が解説

2021.06.02

デジタルトランスフォーメーションの実現へ向けて第66回

企業の価値を高める「SX」とは何か?有識者が解説

AIが営業のネクストアクションを示唆! 〇〇〇で営業の生産性向上を目指す

2021.05.28

これからの時代に求められるデータ利活用第10回

AIが営業のネクストアクションを示唆! 〇〇〇で営業の生産性向上を目指す

オムロンが考える、ニューノーマル時代の製造現場を変える「5G」の活用法とは

2021.04.13

ニューノーマル時代にビジネスはどう変わるのか第26回

オムロンが考える、ニューノーマル時代の製造現場を変える「5G」の活用法とは