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Bizコンパス

DXの潮流、CDOの挑戦
2021.05.28

これからの時代に求められるデータ利活用第10回

AIが営業のネクストアクションを示唆! 〇〇〇で営業の生産性向上を目指す

著者 Bizコンパス編集部

早い段階からDXにチャレンジするほど、競合他社との差は広がる

 営業アドバイザーは2021年現在もトライアルが継続されています。徳田氏によると「本格導入にかなり近づいている状況」で、早ければ2021年度下期を検討しているといいます。

 徳田氏は営業アドバイザーの将来的な可能性として、AIを活用した受注予測を実現したいと話します。

 「顧客の統計情報や売上高の推移など、さまざまなデータを投入してモデリングすれば、自動的に商談の結果を予測できる可能性があると考えています。

 さらに社内のAIサービスの開発チームと連携して、『こういうインサイトを出すと営業活動に有効か?』『それを実現するモデルにはどんなデータが必要か?』などを議論。それらのアイデアから、より高度なインサイトを生成するAIモデルの検討・検証をしています。AIを活用し、今まで人では気づけなかった点なども考慮した営業活動を実現していきたいと考えています」

 最後に、徳田氏は営業活動におけるDXの取り組みは、早い段階からチャレンジすればするほど、競合他社に「差」をつけられるといいます。

 「たとえば2030年ごろになれば、多くの企業が、デジタルなプラットフォーム上で営業活動を展開するようになり、今よりももっと多くのデータが取れるようになるでしょう。

 しかし、それらのデータを営業活動に活かせるかどうかは、営業の組織能力次第だと考えています。将来の収益増のためには、早い段階でデータドリブンな営業のカルチャーを浸透させていくことが重要でしょう。

 こうしたツールの活用や営業領域でのDXについて、企業の枠を越えて、多くの方と議論できればと考えています。営業アドバイザーの取り組みで培ったノウハウを他社にも展開し、IT業界だけでなく他業界におけるセールスDX実現のお役に立ちたいと考えています(※)。もしパートナーとして、一緒に実験やPoCを実施していただける方がいらっしゃれば、ぜひお声がけいただきたいと思います。将来的にはそういったコミュニティも構築をしていきたいです」

 DXへの取り組みはあらゆる領域で始まっており、営業活動についても例外ではありません。企業の業績を大きく左右する営業部門のデジタル化は、これからの時代は決して避けては通れないでしょう。

※営業アドバイザー(仮称)に対する詳細については、以下のホワイトペーパーをぜひご覧ください。
営業アドバイザー(仮称)で実現するデータドリブンな営業活動

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