Bizコンパス

米国の先進企業が語るデータの効率的な「蓄積」と効果的な「活用」
2019.12.20

これからの時代に求められるデータ利活用第1回

米国の先進企業が語るデータの効率的な「蓄積」と効果的な「活用」

著者 Bizコンパス編集部

データをうまく使うためには「3つのポイント」とは

 マルチクラウドが当たり前になったことで、さまざまなクラウドサービスを活用することは珍しくなくなっています。このような状況の中でデータをスムーズに流通させるための3つのポイントを佐々倉氏は説明します。

「まずクラウドやクラウドサービス間、あるいは拠点やデータセンター間が確実につながるというネットワークの疎通性をしっかり保つことです。そしてクラウドサービスにはいろいろなルールやAPIがありますが、その違いを意識せずに使えることが2つ目です。3つ目はたくさんのデータを安価でしっかり蓄えられ、かつ使いやすいことです」

 注目したいのは「安価で使いやすい」という点です。Hot Cloud Storageの利用料は競合に比べて1/5であり、同じ容量であればコストは20%に抑えられ、同じコストならば5倍のデータを保存できることになります。さらに、Hot Cloud Storageはデータ転送量が発生しません。これは、さまざまなクラウドをまたぎながらデータを使う場合には、大きなメリットだといえるでしょう。

 飯田氏はセッションを次のように締めくくりました。

「たとえばWasabi Technologies のHot Cloud Storageを利用しコストが1/5になれば、それだけ多くのデータを蓄積できるようなります。当然、それを競争に生かす会社が出てくるでしょう。企業は、AIなどに適した膨大なデータをHot Cloud Storageに集め、本格的にデータを活用するための準備を進めなければなりません。

 データを効果的に利用するためには、蓄積したデータを活用できるようなものにするため、データを統合・管理する必要もあるでしょう。これがInformaticaと連携することでクラウドサービス上でのデータ活用が容易になりました。

 一方で『クラウドにデータを預けて大丈夫なのか』というお客さまの声は依然として多く聞かれます。当社としてはFlexible InterConnectでクローズドなネットワークを提供し、セキュアにデータを蓄積、活用できる環境を用意していきたいと考えています」

 今回の講演ではセキュアでより安価にデータを蓄積するサービスと、効率的にデータを統合・管理しデータ管理の複雑化を解消するサービスが紹介されました。今後、データを使い、DXを推進しようとしている企業には有効な選択肢といえそうです。さらにNTT Comが提供するFlexible InterConnectと連携すれば、よりセキュアな環境でデータマネジメントが可能になります。セキュリティポリシーの厳しい日本企業においては、こちらも検討してもよいかもしれません。

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