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大企業のための共創コミュニティ「C4BASE」では何が得られるのか
2020.08.19

共創によるビジネスイノベーション第2回

大企業のための共創コミュニティ「C4BASE」では何が得られるのか

著者 Bizコンパス編集部

良質な会員は、良質なデザインや世界観に集まる

戸松 セミナーをご覧いただくとわかるのですが、どこかの貸会議室を借りて、授業のようにスーツ姿の偉い人がしゃべるタイプのものではなく、どちらかというと質感やデザインを含めた世界観を重視しています。オンラインのプラットフォームについても、放送局のスタジオに匹敵するレベルの環境を整備しています(苦笑)。

宮崎 思った以上に本気だと感じたのが第一印象です。私はメーカー時代に放送機器を担当していたのでわかるのですが、非常に優れた環境だと思います。そこまで踏み込む覚悟がすごい。極端な話、Zoomを使ってバーチャルな背景を付ければできることを、圧倒的な作り込みでやりきるという志の高さ、それを実現してしまうスタッフの一体感、イズムの共有がひしひしと感じられました。

戸松 そういうこだわりは、会員の皆さんも敏感に感じとっています。グラフィックデザイナーの原研哉さんが「欲望のエデュケーション」とおっしゃっていますが、良質なデザインや世界観を提示しなければ、そのレベルに応じた良質な課題をもった方には集まっていただけません。

 本来は宮崎さんや入山さんといった有名な方の講演に集まる人は、多様な属性の方々になるはずですが、今回のオンラインセミナーの参加者は7割以上が社内で新しいことに取り組んでいる方です。

 このように、ある意味で偏った層の会員を集める際に重要になるのがテーマ設定です。例えば今回のセミナータイトル「ニューノーマル時代のデジタル共創戦略」というテーマは、正直万人にはウケません。このテーマにピンとくる感度の高い方に参加していただきたいという想いがあります。

宮崎 いま、オンラインプラットフォームは玉石混交の時代です。いずれ中途半端なものは淘汰され本物だけが生き残っていくでしょう。そんな中でC4BASEは今後100倍、1,000倍に拡大していく「本物」だと感じています。しかもお金が取れるレベルの圧倒的な映像クオリティです。地上波とは言わなくても、BS、CSの30分枠で放送してもいいのではないでしょうか(笑)

戸松 私はフィジカルなところに大きな可能性を感じているので、オンライン一辺倒にするつもりはありません。現在はハイブリッドの加減を試していて、どこまでオンラインでやるのが会員さんのためになるのかを見極めているところです。

 オンサイトセミナーは、集客力が高い一方、インタラクション性は落ちるという印象です。C4BASEは会員間の交流を重視しているので、今後は新しいツールの活用などで改善しながら、今年はデジタルに振り切って、どこまでやれるのかを突き詰めるいい機会だと思っているので、何回かはこのスタイルで続けていく予定です。

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