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エンジニアを、繰り返し作業から解放しよう!インフラ試験の自動化への挑戦
2021.05.21

DXを加速させるITシステムの運用改革第40回

エンジニアを、繰り返し作業から解放しよう!インフラ試験の自動化への挑戦

著者 飛岡良明

エンジニアを、繰り返し試験から解放しよう

 3つめは、「エンジニアを繰り返し作業から解放」できることです。

 検証の自動化で得られるメリットは、前述のような時間短縮や精度だけではありません。筆者の考える一番大きなメリットは、優秀なエンジニアを繰り返しの作業、その解析作業から解放し、よりクリエイティブな新しい営みへのチャレンジを可能とすることです。

 新しいハードウェア、ソフトウェアを提供する際に、毎度同じ試験に熟練したエンジニアを束縛し、システムが昔と変わらずに動き続けることの確認に忙殺される状況から脱却しましょう。これらの試験は非常に重要であり、高い品質を要求されるインフラエンジニアにとって必須の内容ではありますが、個人の考えではエンジニアが人手でやるには退屈過ぎます。繰り返し作業は機械に任せ、エンジニアには新しい機能、性能を利用し、システムをより進化させられるよう、新しいチャレンジにモチベーション高く挑める環境を実現するべきでしょう。

 最後は、「リモートワーク環境での開発」の実現です。

 今までのインフラ開発は、検証環境を物理的に作ること、各種試験では配線の切り替えなどの物理作業が必須でした。当然ながら物理作業がある場合は、ソフトウェアによる自動化は困難でありました。自動化実現を目標にしていく中で、現地での人間による作業を極力なくしていくことが必要となりますが、昨今はそれらを実現する手法がだんだん整ってきました。

 その副産物として、あらゆる試験がリモートから実行可能な環境ができあがります。現在のリモートワークが標準となる世界では、このリモートから実行可能な環境というのは事業継続性のためにも非常に重要であると考えています。これらをどのように実現するかは次回以降で述べていきます。

※掲載している情報は、記事執筆時点のものです。

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