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IT部門の変革によりDXを加速!起爆剤となる「マネージドサービス」とは
2021.03.26

DXを加速させるITシステムの運用改革第38回

IT部門の変革によりDXを加速!起爆剤となる「マネージドサービス」とは

著者 Bizコンパス編集部

「マネージドサービス」と「アウトソーシング」の違いとは

 それでは、マネージドサービスとアウトソーシングは何が違うのでしょうか。この点について、弓場氏は次のように説明しました。

 「アウトソーシングは顧客がやりたいこと、アウトソース先にやって欲しいことに合わせて運用するオーダーメイド型のサービスです。一方、マネージドサービスは、監視や設定、変更管理など、作業する内容がメニュー化されていて、お客さまはその中から選択する形になります。こちらはレディメイド型のサービスと言えるでしょう。

 アウトソーシングとマネージドサービスは似ているようで異なるものです。どちらが優れているというものではないので、目的や目指す効果、ベネフィットに応じて使い分けることが重要です」

 では、マネージドサービスのメリットはどこにあるのでしょうか。

 「まず、レディメイド型なので、提供されるサービスのベースが決まっています。そのため、検討稼働や開発期間を短縮できることがメリットの一つといえるでしょう。

 またマネージドサービスであれば、外部に任せる部分と自社で知見を蓄積すべき部分を分けて運用を進めていくことが可能です。システムによってマネージドサービスと自社運用を分けられるのはもちろん、同じシステムの一部分だけマネージドサービスを利用するといったこともできます」(弓場氏)

 弓場氏は、企業のIT部門はマネージドサービスプロバイダ―※(以下、MSP)の業務内容を見ながら、作業の取捨選択、ノウハウの吸収をしていくべきだと言います。

 「企業のIT部門はMSPがやっていることを見て、これは自社でやった方が自分たちのビジネスを加速できる、あるいはIT環境をコントロールするためにこれは自分たちでやるべきだというように、業務の取捨選択をすべきです。任せるべきところは任せ、重要な部分のノウハウは自社に蓄積していく、そのように使えるのがマネージドサービスの特長です」

※マネージドサービスプロバイダー(MSP)とは、顧客の利用するネットワーク、アプリケーション、インフラストラクチャ、セキュリティなどのサービスに対して、継続的かつ定期的なサポートとアクティブな管理を提供する事業者

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