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DXの潮流、CDOの挑戦
2021.02.19

DXを加速させるITシステムの運用改革第35回

自社サービスにBoxを組み込む方法とは? NTTテクノクロスに聞く

著者 Bizコンパス編集部

通常のBoxではなく、なぜ「Box Platform」なのか?

 ISO楽!で導入されたBox Platformは、通常のBox(Box Core)とは異なります。

 通常のBoxは、ユーザー自身が自分たちの業務で使用するファイルをBoxのクラウドストレージにアップロードするなどで利用しますが、Box Platformは、企業が一般ユーザーに対して提供するサービスやアプリケーションの中で、Boxのクラウドストレージを利用するものとなります。

 Box Platformを利用すれば、企業が独自に開発した業務アプリケーションからBox上にファイルを保存したり、社外の顧客向けサービスのファイルの保存先としてBoxを利用するといったことが可能になります。

ISO楽!のシステム構成

通常のBox・Box Platform・
クラウドストレージ最適ユースケースの違い

 Box Platformは、料金体系でも通常のBoxとは異なります。通常のBoxでは、個人のBoxアカウントでログインする必要があるため、利用ユーザー1人1人に料金が発生します。

 一方でBox Platformは、ユーザーが開発したシステム側で認証を行うため、Boxアカウントを用いずに利用することが可能です。課金形態は月間APIコール数とデータ容量、データ転送量、月間アクティブユーザー数の4つのリソース量による課金となるため、ユーザーごとに料金を支払う必要はありません。

通常のBoxアカウントとBox Platformアカウントの違い

 伊藤氏はBox Platformを選択した理由として、料金体系がISO楽!に適している点を挙げました。

 「ISO楽!の場合、一般のユーザーが利用する頻度はせいぜい月に1~2回程度に過ぎません。通常のBoxでは、利用頻度にかかわらずユーザー数分のアカウントを取得する必要がありますが、利用したリソース量に対する課金のBox Platformであれば、通常のBoxよりもコストを抑えられます。この点は大きな魅力でした。

 通常のBoxであれば、ISO楽!を低コストで提供することは難しかったでしょう。Box Platformだからこそ、安価な料金を実現することができたと考えています」

 北畠氏はシステム開発の迅速化という面でも、Box Platformの採用は大きかったと指摘します。

 「Box Platformには開発においてすぐに使える部品が多数あり、それらを組み合わせることで、文書管理のための仕組みが迅速に構築できました。カスタムアプリの開発は必要ですが、コンテンツ管理に関するさまざまな機能を迅速にアプリに組み込めたため、時間もコストも抑えられました」

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