このような課題を解決し、さらに通信キャリアならではの強みを生かしてSASEを実現するソリューションとして、NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)では「統合セキュリティネットワーク(SASEソリューション)」を提供しています。
このソリューションでは、構成するコンポーネントの選定を支援する「実装計画コンサルティング」、現行環境からの移行をサポートする「セキュリティとネットワークの最適化」、そしてネットワークから各種セキュリティソリューションまでを含め、SASEを構成するコンポーネントの一元的な運用を行う「ワンストップマネジメント」が含まれています。
NTT Comでは、これらのコンポーネントを組み合わせる際のノウハウや推奨構成、失敗事例などの知見を豊富に有しています。さらに通信キャリアとしての視点から、クラウド事業者ではカバーしきれないインターネットの通信品質・設備にまで及んだ提案が可能です。
運用においても、ネットワークとセキュリティ両方の対応を一元的に行うことができます。これらの要素を1社で提供できるセキュリティベンダは多くなく、NTT Comならではの強みといえるでしょう。
つまりユーザー企業は、コンポーネントの選定から現状のインフラからのアップデート、さらには運用に至るまで、NTT Comの手厚いサポートを受けつつ、SASEのメリットを自社のITインフラに取り込んでいけるというわけです。
新型コロナウイルスで在宅勤務が増加したことで、これからの働き方は大きく変わる可能性があります。またDXへの取り組みを積極的に進めていかなければ、ライバルとの競争で後れを取ることになってしまいます。
ITインフラには、こうした目まぐるしい変化に追従することが求められますが、クラウドやネットワーク、セキュリティまで含めて自社だけで最適化するのは現実的とはいえません。
こうした変革期を乗り越え、「ニューノーマル」時代を見据えたITインフラの刷新を考えたとき、SASEは有力な選択肢となるでしょう。