VMwareのソリューションを利用したサービスは、「Amazon Web Services」や「Microsoft Azure」でも提供されています。これらのサービスに対するEnterprise Cloud マネージドvプラットフォームの利点として、高橋氏が特に伝えたいといったののは1台の仮想マシンから利用できる点です。
「同様のサービスを提供しているクラウドサービスはほかにもありますが、それらは物理サーバー単位での提供となるため、利用する際には相応のコスト負担が発生します。一方、Enterprise Cloud マネージドvプラットフォームはシェアード型のサービスであり、1VMから月額単位で安価に使えるという点が大きな違いでありメリットです。
そのため小規模でも使い始めることが可能であり、一部のシステムだけを二重化する、あるいは特定の部門のサーバーだけをクラウドに移行するといった用途でも使えます」
災害対策の重要性は理解しつつも、さまざまな問題からシステムの二重化によるDRには、なかなか踏み切れなかった企業は少なくないでしょう。しかしEnterprise Cloud マネージドvプラットフォームであれば、VMwareのテクノロジーを活用することでユーザー側の負担を抑えてDR構成を実現することが可能です。
さらにシステムの二重化で問題となりやすいネットワークの問題もケアされているほか、メインサイトとバックアップサイトでインターネット回線を共有することでコスト削減も可能であるなど、ネットワークキャリアならではのメリットも見逃せません。
DR対策を強化したいがコスト負担はできる限り抑えたい、あるいはオンプレミスからクラウドへの移行に利用できるサービスを探しているのであれば、Enterprise Cloud マネージドvプラットフォームは有力な選択肢となるのではないでしょうか。